今回は、物理や化学を学ぶ学部に属する大学1年生に向けた記事です。
私は現役の理系の学部に所属する大学3年生です。
理系大学生なら誰もが聞いたことがあるであろう有名な参考書
アトキンス物理化学(上・下)
現在では第10版まで出版されています。
ピーターアトキンスさんという有名な化学教授の方が執筆した本です。
履修登録を決める際に授業のシラバスを見ると
色んな授業でアトキンス物理化学の内容を扱っている。なんてことは多くないですか?
これって買った方がいいのかな..?
1冊6,000円の値段に見合う程役に立つのか…?
そんな疑問を持つ大学1年生は多いと思います。
私個人の意見としては、

少なくともアトキンス上巻だけは買っておいて損はないぞ!
といった感じですかね。
今回はアトキンス物理化学を買うべき具体的なメリットをお教えします。
物理や化学を大学で勉強する大学1年生は是非参考にしていただければ幸いです。
アトキンス物理化学を買うメリット
アトキンスは参考文献として優秀

まず、ほとんどの理系大学生が一番苦しむのは実験レポートだと思います。
長くて疲れる実験の授業を行った後、
迫りくる提出期限までに実験レポートを書かなくてはならない…
実験レポートは背景、原理、方法、結果、考察、結論、参考文献など
書くものが山のようにある…あぁ大変だ~
といった気持ちになるのはほとんどの理系大学生に共通しているでしょうね(笑)
何がともあれ、理系大学生の肝ともいえる実験レポートの手助けをしてくれる書籍があるとすれば
それにはお金を払う価値があると思いませんか?
結論から言うと「アトキンス物理化学」はレポートの参考文献で大活躍します。
アトキンス物理化学はまさに
大学1~3年生が勉強する基礎的な力学、熱力学、量子力学、化学反応、分子構造学の総まとめといった感じの本です。
ありとあらゆる物理化学の分野を網羅しており、
それらに少しでも関連する理系の学部(応用物理、化学科、材料工学科など)などの生徒にしては
まさに神のような本でしょう。
僕自身、物理や化学の実験レポートを書く際、
分からない箇所をアトキンス物理化学で探すと載っていて、
その部分を参考文献に使えた!という経験を何度もしています。
皆さんの実験レポートを少しでも楽にしてくれるかもしれない書籍。
購入する価値は十分にあると思います。
シンプルに色んな授業の勉強に役立つ

アトキンスには物理・化学の様々な分野を網羅しています。
特に量子力学(量子論)、熱力学、分子化学の全てを履修する可能性のある学科であれば、
これ一冊で理系大学生の勉強は網羅できると言っても過言ではありません。
私の属する学部では上記の分野の授業は全て必修でしたが、
全ての授業の授業課題やテスト対策で役に立ちました。
買うことで恩恵を得られる授業が1つに納まらないというのは非常に大きいと思います。
理系の大学生にとっては本当に有能な本です。
注意点
ここまでアトキンスが具体的にどう役に立つのかを説明してきました。
この記事ではアトキンスは買って損のない参考書だと私は言ってきましたが、
理系大学生だからといって全員がアトキンス物理化学に関係する分野を勉強しているとは限りません。
例えば情報系の理系大学生の場合は、履修する授業とアトキンスのカバー範囲は被っていない可能性が高いです。
購入する際は、自分が所属する学科の必修授業、学生実験の内容と照らし合わせてから購入するようにしましょう。
そんじゃ、次の記事でまた会おう!
コメント