YouTubeやブログを運営している人は、ほとんどの人がGoogle Adsenseで収益化をしている、またはすることを考えていることでしょう。
ご存じの通り、Google Adsenseに合格するとあなたのチャンネルやブログに広告が付き、その広告が視聴者によってクリックされることで収益が生じます。
誰かに商品を売ることなく収益を発生させられる画期的なシステムですね。
よくブロガーさんやYouTuberの人が自分のアドセンス収益を暴露している時ってありますよね?

先週のブログのアドセンス収益は○○万円でした!
などと報告、ツイートする人や、

上記の画像のようなGoogle Adsenseの収益画面をTwitterに載せている人を見たことがあるかもしれません。
しかし、※これはやり方次第でGoogleの規約に違反してしまう可能性があります..
・アドセンスの収益を公開するのは規約違反なのか?
・それともどこまでがOKでここからがNGなどと言った線引きがあるのか?
そういった疑問に答えていきたいと思います。
これを知らずに活動していると、最悪の場合では収益化を剥奪されてしまうかもしれませんので、
YouTubeやブログをやっている人はぜひ最後までご覧ください!
アドセンス収益の公開は規約違反?

さて、ブログやYouTubeで稼いだ広告収益の額を公開するのは規約に反するのかどうか?
結論から申し上げますと、
A. 既に確定した収益額なら公開しても構わない
がアンサーとなります。
これだけだといまいち分かりずらいと思いますので、もう少し詳しく説明します。
確定した収益額って?
「確定した収益額」とは、
あなたの銀行口座に最終的に振り込まれた収益額のことです。
ここで、先ほどお見せしたGoogle Adsenseの青い収益画面を思い出してください。
あそこに書かれているのは振り込まれた収益額ではなく、振り込まれる予定の推定収益額です。
つまり、Google側が「あなたのYouTube or ブログの視聴回数とクリック数からして来月に振り込まれる収益はこれくらいになるだろうな」と暫定的に推定した額となっています。
推定収益額に書かれた収益額と、実際に次の月に振り込まれる収益額は時々異なることがあります。
・広告単価の変動
・Google側のカウントミス
・収益化の剥奪による収益没収
こういった事例により、推定収益額が必ずしもあなたが得るアドセンス収益を正確に表しているとは限らないのです。
つまり、
・Google Adsenseの収益画面を無修正でネット上に晒すのはアウト! ・銀行口座に振り込まれた収益額を事細かく話すのはセーフ!
という線引きになります。
これは何によって定められている?

この内容は、Google Adsense-利用規約の11条で定められています。
「 Notwithstanding this Section 11, you may accurately disclose the amount of Google’s gross payments resulting from your use of the Services. 」
日本語に訳すと、
利用規約11条に関わらず、あなたのサービス利用によって生じたGoogleからの支払い総額を正確に開示してもよろしい。
つまり、支払われた額であれば正確に公開することが可能であるということを意味します。
推定収益額に関しては支払われた収益とは異なりますし、正確性もないために規約に違反すると考えられます。
それでも推定収益額を公開したい時は?

推定収益額を公開するのは規約に違反するのはわかった。
でも動画やブログのネタとして今月の推定収益を暴露したい..
という方はどうしたらよいのでしょうか?
答えは簡単です。
A.推定収益額をオブラートに包んで公開する。
例えば、今月の推定収益額が3万円だとしたら、
・うまい棒3000本くらいです!
・韓国旅行に行けるくらいです!
・遊戯王パック200個買えるくらいです!
などという風に抽象的な言い方をすれば大丈夫です。
私の周りのYouTuber&ブロガーさんの方はほとんどがこの方法で収益を公開しています。
実際に規約を破って収益剥奪になることはあるの?
私のネットの知り合いに、アドセンスの収益額の画面をそのままTwitterに公開し続けた結果、
ブログのアドセンスが止まってしまった。という経験を持った人がいます。
やはり、Googleの規約の範囲で活動していくのが大切ですね。
Googleはネット活動における不正をすぐに見破ってしまいます。
くれぐれも目先の利益に目が行って規約に反する投稿などを行わないように気を付けましょう!
それでは、別の記事でまた会いましょう!
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